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2019年10月04日

効率良く速くなる

アスリートの中には、ランニングフォームは特に意識しない〜とする選手も少なくありません。指導者も意外とそうで、フォーム指導は一切しない!というコーチも珍しくありません。
最初は実業団の指導をしていたということもありましたが。
フォームは、走っている中で自然に洗練される〜という考え方が根強くあります。
しかしそれだけでは解決しない、洗練し切れない、ことがあるのもまた確か
です。自然に洗練されるのも、もそもが一流の証明(資質の一部)であり、逆
に言うと、フォームの洗練出来たことで生き残った選手が一流にまで駆け上っ
ているということです。
その裏には、消えていった選手もその何倍、何十倍もいる…?

人のとの勝負。チーム内での生き残り競争からが前提のアスリートの場合、フォームの洗練は、その材料の1つです。
陸上選手の場合は、1人1人が自分との勝負。
低空飛行を続けるのなら、きちんとフォームを修正した方が良いでしょう。

修正しないまま走り続けているとどうなるか?良くも
悪くも(たいていは悪い方にですが)フォームは固まります。その多くはけっ
こう個性的というか、癖の多いフォームになるものです。

一流選手の中にも個性的なフォームのランナーはたく
さんいますが、その個性の意味・中味が違います。
あちらは、自分の長所・
特性を生かした個性ですがこれが普通アスリートの場合は「悪い癖」である
ことが多く、短所・弱点が如実に現れているということがあります。まあ、悪
い癖なりにその人にとっては自然(走り易い?)なのですが、やはり効率は悪
く、また、様々な二次的なマイナスが出てきます。
 
 <筋の拘縮 → 動きが悪くなる → フォームが崩れる>
その逆で、<フォームのアンバランス → 動
きが悪い → 筋が拘縮する>というマイナスも生じてきます。

 これが長い間に積もり積もると、アンバランスが固定し、常に一部分に偏って負担がかかり、同じ故障を繰り返したり、慢性的な痛み・違和感を抱えて走力を発揮できなくなってくるようなことがあります。

走り方の改善・修正
は、多くの選手にとって常に課題となっているものなのです。


澁谷和久

あなたはもっと速く走れます。
http://fit-tec.com/   


Posted by スピードシード at 23:50Comments(0)