2018年09月21日
スポーツ競技の緊張

うように、トップアスリートにとっても、独特の雰囲気やプレッシャー
というのは、大きな負担になり、パフォーマンスにも大きく影響します。
自分自身にとっての大舞台に「いつも通りに─」挑むというのはなかなか難
しいことですが、少しくらい緊張しているくらいの方が良いと言われることも
ありますね。
緊張は、交感神経/副交感神経にも影響しますから、ただ単に、メンタルの
問題というわけでもないのですが、どのくらい緊張するのかしないのか〜は、
自分でコントロールしなければならないことでもあります。
必要なのは、あくまでも、適度な緊張です。緊張し過ぎることを「過緊張」
といいますが、これだと自分を見失い、舞い上がってしまってパフォーマンス
の低下を招いてしまいます。
緊張の逆は、リラックス。ただ、ぜんぜん緊張しないでヘラヘラ、フラフラ、
ユラユラしているのがリラックス…というわけでもなく、そういう状態で良い
パフォーマンスが出るわけでもありません。
必要なのは、集中力のあるリラックスです。「緊張と集中は違う」と言いま
すが、この「集中力のあるリラックス」と「適度な緊張」は同じなのかも知れ
ません。
それでは、過度な緊張はどこからくるのか?〜これは、「失敗したら、どう
しよう…」という心理です。スポーツに限らず、いろいろなシーンであること
ではありますね。
あなたはもっと速く走れます。
~健康とスポーツを科学する~http://fit-tec.com/
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【フィットネス テクノロジー】
取締役 ストレングス&コンディショニングコーチ
ランニング学会認定ランニングコーチ 澁谷 和久
大原スポーツメディカル専門学校講師
東洋医療専門学校講師
日本体育協会公認パワーリフティング指導員
日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ
NISAQ認定SAQインストラクター
京都市南区吉祥院石原西町12-3
電話 090-1484-3891
Eメール https://ssl.hp4u.jp/contact/site:fit-tec
滋賀支社 滋賀県彦根市竹ヶ鼻町631
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澁谷和久
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Posted by スピードシード at
22:04
│Comments(2)
2018年09月06日
試合で失敗しない!
「失敗したら、どうしよう…」〜そう思うこと自体は、多くの
方々も共感できるのではないかな〜と思います。
問題は「失敗したら、どうしよう…」と思った次の段階で、どう思う・どう
するか?〜です。
(1)失敗したくないから、成功するために、とにかく前向きに、
果敢にチャレンジしていく!
(2)失敗することを想定し、そのダメージにうちひしがれないよう、
予防線をはる!
という両極に分かれる傾向があります。
(1)はポジティブ、(2)はネガティブな思考となります。だいたい一流
選手には(1)が多く、それ以外には(2)が多いとされています。まあ、
そんなものというか、これも一流選手の素質・素養の1つなのでしょう。トッ
プアスリートの中には、「私、失敗しないので─」という人も実際にいます…。
で、「そのダメージにうちひしがれないよう予防線をはる!…ということ
は、必ずしも悪いわけではありません。時には良い場合もあります。
でで、これには更に
(a)ダメージを受けても、立ち直り・切り替えが早い。そういう訓練を
している。
(b)ダメージ自体にすっかり慣れてしまっている。
というような場合があります。どちらも似てはいますが、かなり違いますね。
いちばん悪いのは、ダメージを受けて、うちひしがれてしまう…ことですので、
それよりはどちらも良いですが。
ただ、ここでの切り替えにしろ、慣れにしろ、そのダメージを完全に受け容
れてしまい、そんなもんだ・こんなもんだで終わらせてしまうのはあまり良く
ありません。やはり(1)に向かっていくような切り替えにしないといけない
ですね、長期的には。
ダメージに対する予防線の1つに、「ダメージ・コントロール」というのが
あります。ダメージを受けたところからの回復、修正を目指すのではなく、ダ
メージを受けるようなことを想定して、受け容れる準備をする…。そういう訓
練をする〜ということです。そういうと聞こえは良いですが、諦める・観念す
る〜に近いやり方でもあります。
あらかじめ=失敗する前から、失敗して精神的なダメージを受けることを想
定する。そして、ああ、きっとこんなダメージを受けるのだな…と観念し、早
くもそこで受け容れてしまい、慣れようとするう。そういう、ダメージの予行
演習がこれです。
この結果、これ以上悪いことはないのだから、あとは少しでも良い結果を目
指すのみ!!〜と前に進めることが出来るのであればそれもOKではあります。
が!往々にしてこれは、失敗するための準備になってしまうこともあるのです。
苦しくなってきた踏ん張りどころ、勝負どころで、
ダメージコントロールでシミュレーションした通りの状態になる。そしてここ
で、シミュレーション通りに諦めてしまい、ずるずると失速する…。ああ、や
っぱり…みたいな。
やっぱりもなにも、そうなるように訓練しているわけですからどうに
もならないですね。意外と、こんな感じでいつも同じような、型通りの失敗を
繰り返しているという例は少なくないものです。
この打開策は〜!逆のことをやる。つまり正規のイメージ・コントロールで
成功のイメージを持つことです。これがけっこう効くから人間の身体は不思議
なものです。
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方々も共感できるのではないかな〜と思います。
問題は「失敗したら、どうしよう…」と思った次の段階で、どう思う・どう
するか?〜です。
(1)失敗したくないから、成功するために、とにかく前向きに、
果敢にチャレンジしていく!
(2)失敗することを想定し、そのダメージにうちひしがれないよう、
予防線をはる!
という両極に分かれる傾向があります。
(1)はポジティブ、(2)はネガティブな思考となります。だいたい一流
選手には(1)が多く、それ以外には(2)が多いとされています。まあ、
そんなものというか、これも一流選手の素質・素養の1つなのでしょう。トッ
プアスリートの中には、「私、失敗しないので─」という人も実際にいます…。
で、「そのダメージにうちひしがれないよう予防線をはる!…ということ
は、必ずしも悪いわけではありません。時には良い場合もあります。
でで、これには更に
(a)ダメージを受けても、立ち直り・切り替えが早い。そういう訓練を
している。
(b)ダメージ自体にすっかり慣れてしまっている。
というような場合があります。どちらも似てはいますが、かなり違いますね。
いちばん悪いのは、ダメージを受けて、うちひしがれてしまう…ことですので、
それよりはどちらも良いですが。
ただ、ここでの切り替えにしろ、慣れにしろ、そのダメージを完全に受け容
れてしまい、そんなもんだ・こんなもんだで終わらせてしまうのはあまり良く
ありません。やはり(1)に向かっていくような切り替えにしないといけない
ですね、長期的には。
ダメージに対する予防線の1つに、「ダメージ・コントロール」というのが
あります。ダメージを受けたところからの回復、修正を目指すのではなく、ダ
メージを受けるようなことを想定して、受け容れる準備をする…。そういう訓
練をする〜ということです。そういうと聞こえは良いですが、諦める・観念す
る〜に近いやり方でもあります。
あらかじめ=失敗する前から、失敗して精神的なダメージを受けることを想
定する。そして、ああ、きっとこんなダメージを受けるのだな…と観念し、早
くもそこで受け容れてしまい、慣れようとするう。そういう、ダメージの予行
演習がこれです。
この結果、これ以上悪いことはないのだから、あとは少しでも良い結果を目
指すのみ!!〜と前に進めることが出来るのであればそれもOKではあります。
が!往々にしてこれは、失敗するための準備になってしまうこともあるのです。
苦しくなってきた踏ん張りどころ、勝負どころで、
ダメージコントロールでシミュレーションした通りの状態になる。そしてここ
で、シミュレーション通りに諦めてしまい、ずるずると失速する…。ああ、や
っぱり…みたいな。
やっぱりもなにも、そうなるように訓練しているわけですからどうに
もならないですね。意外と、こんな感じでいつも同じような、型通りの失敗を
繰り返しているという例は少なくないものです。
この打開策は〜!逆のことをやる。つまり正規のイメージ・コントロールで
成功のイメージを持つことです。これがけっこう効くから人間の身体は不思議
なものです。
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