2015年11月13日
市民ランナーを速くする

ものかと思いますが、いずれも年に数回程度に限られます。
それにくらべると、大学生や実業団は、合宿を一定期間の間に何度も繰り返
して強化する〜ということもありますね。ちょっとスタンスが違います。
合宿っ!というと、=特訓!?というイメージもあるかと思います。まあ、
短期集中でポイント練習を詰め込み、その消化率を競う!みたいな感じもあり
ますので〜。次から次へとハードワーク(ポイント練習)に取り組み、最後ま
でやり遂げる、その達成感こそが合宿の醍醐味だと!!
そういう取り組みをしているところと、そうでもないところがあるわけなん
ですが、だいたいのところ、そんなで。。。
で、この特訓に、効果はあるのか!?「巨人の星」のようなスパルタ式トレ
ーニングは、現代の科学的トレーニングによって、ほとんど否定されています。
しかしながら、それでも合宿はやるし、集中練習はやる。かなりのところま
で追い込むことによってのみ、得られる効果がある。上手く説明は出来なくて
も、否定も出来ない…という難しい面がありますね。
このような特訓式、集中練習方式の効果は、超回復で説明されることがあり
ます。要は、デカい負荷をかけて大きなダメージを被り、そこからの、これま
た大きな超回復に期待するわけです。
ここでは、「谷、深ければ、山高し」といった考え方があるかと思います。
より大きなダメージから、より大きな超回復効果を得る!ということですね。
ボロクソにされて倒れ込むベジータを思い起こしてください。
しかしこれには注意点もあります。谷があまりに深過ぎると、そこには谷底
しかない…。つまりダメージが大き過ぎて衰弱してしまい、超回復が起こらな
いようなこともあります。ただボロクソにやられて終了、ですね…。
負荷が大きければ、回復に必要な時間もまた多め(長め)に想定しなければ
なりません。これが足りないと、疲労だけが残り、オーバートレーニングの状
態に陥ってしまいます。
さりとて、あまりに長い時間、休み過ぎると、今度は諸々の機能低下も起こ
り始めます。おいおいおい、超回復じゃなかったの!?状態です。
こういうことを考えると、合宿だ、特訓だといっても、あまりに過剰な負荷
をかけるのもどうか?って話にもなりますね。
ちなみに冒頭で触れた、「合宿を繰り返す」〜というのは、適度な集中練習
と、それに見合った回復期間とを交互に設けることを1セットとし、それを何
度か繰り返していくってことなわけです。1セットあたりのトレーニングは、
スポ根漫画ほどハードではないんですよ。
Posted by スピードシード at 00:28│Comments(0)