2017年02月08日
トレーニング効果

あります。
もちろん、短期効果による「次の試合のタイム」ということだけでなく、
もっと長期的な視点での基盤づくりや積み重ねも大切ですので、それが唯一の
ことではありません。
ただ、往々にして、結果の良し悪しは、そこまでの練習の
すべての評価となることがあります。
スポーツの世界ではよく「結果がすべて」と言われます。プロセスの良し悪
しは、結果の良し悪しが完全な評価となる〜てな感じですかね。
しかし、これは果たしてどうなのかな?というのは、あります。結果
の良し悪しは、練習の1つの評価ではありますが、決してすべてでは
ない〜ということもあるからです。
試合の結果は、目標をクリア出来たかどうか〜ということがまずい
ちばんですね。目標をクリア出来たかどうかは、練習による走
力の向上が為されたかどうかが重要なポイントになります。
って、非常に単純なことなのですが、実際には、意外とこの評価を誤ること
があります。
確かに、良い結果を出すために練習してきたわけですから、
結果と練習の評価は、ダイレクトにリンクする!!!と考え
られがちです。しかし、仮に結果が悪くても、その要因のすべてが練習
にあるとは限りません。逆に結果が良くても、すべて練習
が良かったからだとも限らないのです。
検証項目としては、次のようなことがあげられます。
「目標」は現時点での「走力」に見合ったものだったのか。
「練習」の総合的な効果として、走力の向上は、具体的
にどのくらいのレベルに達しているのか。
当日の「コンディション」は、「走力」の何%くらいを発
揮できる状態だったのか。
こうしてみると、練習と結果とリンクしているのは
わずかってことになりますね。もちろんこれは、非常に幅があり、深
い層なので、かなり徹底した検証も必要なわけなのですが。
ただ、きちんと検証せずして、なんでもかんでも
練習が悪かった・効果がなかった…と切り捨てるのもいかがなも
のかと。
走力が確実に向上していても、他の要因でタイムが思ったように
出ないことは普通にあります。それを「結果がすべて」〜として、トレー
ニングの効果(=走力の向上)そのものを否定するのは、ちょっと…とい
う感じです。
、目標タイムに見合った走力水準に達しない練習は、
ダメなのか?ってことです。
100mを12秒の選手に10秒の練習はダメです。
また11秒の選手に12秒の練習もダメですね。
あなたはもっと速く走れます。
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【フィットネス テクノロジー】
取締役 ストレングス&コンディショニングコーチ
ランニング学会認定ランニングコーチ 澁谷 和久
大原スポーツメディカル専門学校講師
東洋医療専門学校講師
日本体育協会公認パワーリフティング指導員
日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ
NISAQ認定SAQインストラクター
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澁谷
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Posted by スピードシード at
23:17
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